ragdolltaro’s blog

テクノロジー、バイク、社会問題的な話、趣味の話などを書いていきます。

Entries from 2020-01-01 to 1 year

河童

京極夏彦作品。 またも自分の叡智を超えた作品に出会ってしまった(読了挫折)。河童に関するウンチクが全ページの半分くらいに達する。ストーリーに動きがあるのか無いのか、このウンチクが何に繋がるのか?が分からないまま我慢できなかった。6割くらい読…

さいえんす

東野圭吾のエッセイ集。 2003年から2005年にかけて連載されていたものの文庫版。時事的なことをテーマとされてる内容なので、2020年の今からしたら、あぁそういうことあったな、という感じになる。インターネットの便利さ、出会い系、当時の事件、などなど。…

嘘をもう一つだけ

東野圭吾 加賀恭一郎シリーずの短編集。 身近な人を殺した中で巧みに捜査の目から外れるが、加賀恭一郎が徐々に真実を明らかにしていくシリーズ。 やはり東野圭吾は刑事モノが面白い。

レイクサイド

4家族が合同で行った湖畔での中学受験勉強合宿中に起きた殺人事件をテーマとする。 不倫、裏口入学、家族愛などが絡んだ中での殺人事件、殺人の偽装工作など、話の展開にのめり込める。 こういうテーマだと東野圭吾は強い。最後の主人公が義理の息子との親子…

時生(トキオ)

割と厚め。てやんでぇ風の主人公と、未来からやってきたという息子のストーリー。息子が奇病で死にそうになるところから始まり、長い回想シーンに入る。てやんでぇ風の自堕落な主人公がなんや感やで彼女に捨てられ、追いかけると謎の組織にさらわれたりして…

パラレルワールドラブストーリー

SFとしても恋愛モノとしてもかなり陳腐だった。 SFとしてはリアリティーに欠けるし、恋愛ものとしてはやや狡猾な主人公、優柔不断なヒロイン、気弱なライバルな三角関係と特に捻りも無し。ページ数の割に内容も無いので多分1ページ飛ばして最後まで読んでも…

悪の教典

作者のことが心配になるほどエグい描写。本人の写真見たら普通の優しげなおっさんだっただけに尚更、他人が考えてることなんてわからないものだなぁとしみじみ思った。前知識ゼロで読み始めると、えっ?えっ?となる。思わず登場人物の読み違えかなと… そう…

ダイイング・アイ

バーテンに過ぎない主人公が何故かの名探偵っぷりを発揮。最近の東野圭吾作品はこの手の主人公が多いような… 昔の作品は素人は素人らしい動きをしてた気がして物語に現実味を与えてたけど、こういう説明のつかない存在が出てくると白けてしまう…。

仮面山荘殺人事件

東野圭吾の初期の代表作の一つ。 6時間で読み終えた。一気に読める。一字一句に注意を払わなくてもサッと内容が頭に入ってくるのが彼の文章の特徴。密室、金持ち一家の人間関係の古典的要素と最後のどんでん返しが東野圭吾らしい。密秘の故意と言っても殺し…